無色

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  気付けばただ、誰かに手を引かれてた   その手にただついて行く   何も決めず流されるまま   いつしか何も出来ないのに、何かを求め 優しくて残酷な手を振りほどく   気付けば私は独りきり   私は動けない   独りでは動けない       独りは恐いと叫ぶのに 二人は嫌だと嘆いてる       取り残された私はどうしたらいい?       透明な世界に凍り付いた私のココロ     きっともう動かない    
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