極彩色

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愛してる 言葉だけじゃたりないの 私が欲しいなら もっと もっともっと深くまで 例えば棘の中心にある 心に触れて どこまでも赤い道を進んで 朽ちる直前の嘆きの華とか 芽吹く瞬間の蕾みたいな 刹那の私を見抜いてよ 暗闇の中に一筋の甘い蜜 見つけたなら ハナサナイデ 貴方の瞳に私だけ 水面に映る月のように ずっと、ずっと      
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