プロローグ

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人は誰しも特殊な力を持っている。 例えば、『足が速い』だとか『泳ぐのが上手い』『絵を描くのが上手い』といった感じだろう。 しかし― その特化した才能に自ら気付く者は、いったい何人ぐらいいるのだろうか? たいていの人間は自分の才能を開花させず、生涯を終えてしまうのが現実である。 ならば、そういった自分の才能を知らずにいることは幸なのだろうか?不幸なのだろうか?
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