90人が本棚に入れています
本棚に追加
始まった瞬間どこからか、二人に向かって竜の形をした炎が突進してきた
しかもその竜が通った跡は焦げている
刹&龍『「なっ!?」』
二人とも驚く
それもそのはず…映像が実体化するなどたかがしれていると、どこかしら思っていたからである
しかしこの程度で終わる二人ではない
とっさに瞬動(足に魔力や気を溜め、その力で素早く移動する技)でかわし、自分達の敵であろう『ソレ』を確認するために視線を流す
炎の竜の根元…未だ燃えている炎塊の中の人影に…
するとふいに炎の中の人影が喋った
?「フォフォフォ…流石じゃのぉ」
刹&龍『「!?」』
今度は声に驚いた
この声はよく聞いている…
そしてゆっくりとその声の主が姿を現した
最初のコメントを投稿しよう!