大晦日の夜に…

9/12
25228人が本棚に入れています
本棚に追加
/424ページ
その後、かっちゃんの予言通り、律子さんにカツ丼をご馳走になった。 かっちゃん達と別れ、僕の頭の中に「レイプ」と言う言葉が駆け巡っていた…優子に何もなければいいが…そう願う事しか出来なかった… いつの間にか、辺りは真っ暗になっていた。 一度家にもどり、美香との初詣の準備を始めた。 時間は九時半… ちょっと早いが、僕は待ち合わせの場所に向かった… 神社付近にはすでに結構な人が集まり出していた 屋台も立ち並びすごく賑やかな雰囲気だった。 少し時間を気にしながら、ドキドキしながら美香の到着を待っていた… そこへ、勇作がやって来た。 「おっ?泰平やん。何しよ~と?」 「そっちこそ。」 「俺、優子ちゃんとここで待ち合わせやし。お前は?」 「僕も、美香とここで待ち合わせ。」 「あいつら話し合わせとったっちゃない?」 「そうかもしれんね。ちなみに時間は?何時に待ち合わせ?」 「10時やけど…」 「やっぱり、確定やね。」 僕と勇作は二人並んで待っていた。 時間10時を回っていた… 「遅いなぁ…」 勇作が愚痴りだす… 「人多いし…混んでるんじゃね?」 更に1時間… 「マジ遅い!優子ちゃんの家行こうかいな…」 「確かに遅いね…二人とも…でも、入れ違いになったらどうする?」 「しょうがねぇ…」 時計はすでに、11時30分を回っていた… 流石に遅すぎる…かっちゃんの言った「レイプ」とゆう言葉がまた頭の中を駆け巡る… 僕は勇作に今日の夕方に聞いた、りょうと優子のやりとりを話した… 「お前、何でとめんとや!?今更何にビビる必要があるとや!?言いたくないけど、お前もういじめられよるっちゃろうが!?今更、理由が一つ増えてもよかろうが!!友達見捨てるとか、はっきり言って見損なったぜ!」 勇作は僕を突き飛ばして、優子の家の方へ走って行った… 僕は勇作に言われて、気付いた…取り返しのつかない事をしたんだと… 僕は立ち上がる事が出来ずにその場にしゃがみ込んでいた…
/424ページ

最初のコメントを投稿しよう!