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「甘いですわ神介さん!
日々萌えという名の刺激がなくて何が青春でしょう!」
「……」
ビシィッと効果音をつけながらオタクこと杏奈がやってきた。
「…少なくとも萌えと青春には共通点などないと思うが?」
神介が言うと今度は杏奈が沈黙した。
「私、あなたの裏のお顔を掴むと決めたのですわ」
「…そんなことに力を入れるより、朝の課外授業に出ることに力を入れては?」
「それとこれとは話は別ですわ
覚悟を決めておくことですわね、この私に狙われて逃げられた方はいらっしゃいませんのよ…?」
「……はぁ…」
杏奈はホホホホホ!と笑い(叫び?)ながら去っていった。
まだまだ神介の憂鬱は続くのであった。
更なる憂鬱が増えるのはまだ、後の話…。
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