第二章~神介の憂鬱の行方~

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「神介君…よね…?」 『遠山百華…百華…百華!?』 急に神介は思い出した。 百華が誰なのかを。 「百華って、あの百華か…?」 そう、忘れもしない、百華は神介の幼なじみなのだから…。 「久しぶりね、何年ぶりかしら? 私が小5の時に引っ越したから…かれこれ5年ぶりね? 大きくなったのねぇ」 そう、忘れもしない… あの日のことを… 回想シーンに移る前に、一言言っておく。 杏奈がきちんと聞き耳を立てていることを、ね?
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