プロローグ

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「おそらく、アイマスクの下はだらしなく白目を剥いてるような、この小僧がねぇ……。」 数時間後にはてめぇがそうなってんだよ。 と、九が意識を失ってなかったら未来予知ができたら、そうツッコミをいれてたろう言葉をはきながら、佐々音ゆきのは、朝のシカゴを黄色のビートルで駆け抜ける。 青い空 白い雲 法定速度を何キロ無視してるか分からない速度で、黄色は目的へ向かう。 待っているのは白か黒か蛇が出るか竜が出るか。 それではそれでは、アクションミステリ系小説「はちはちにーはち」、いってみよー♪
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