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「教えてよ!」
だから無理だって…
好きな人が目の前にいて好きだなんて言えない。
絶対にいっちゃいけない。
「いないよ。山川たちは好きな人いないの?」
またいらないこと言ってしまった。
「ぅちはぃないょ。美優はいたよね?」
その言葉を聞いた時僕は少し切なくなった。君に好きなひとがいるなんて…
聞きたくなかった…。
でも自分から聞いてしまった。本当僕はバカなんだ。
「え??ぁたし…ぅん…。」
君の顔は真っ赤になっていた。
僕は唾を飲み込んだ。
本当にぃるんだ…
なんでこんなにも胸が痛いのだろう…。
僕は望んだ。君が僕のことを少しでも好きでいてくれることを…。
「け…けどぁたしの片想いだよ…。」
片想い…
僕は君に片想いしているよ…。
「片想いって切ないよな…。でも人を好きになることってすごくすごいことだと思うよ?俺は…」
へぇ?またへんなこと言ってしまった…。
みんな引いてるし…
「ぁたしもそう思う。人を好きになるってすごく怖いことだし…だから人を好きになるのはすごいことかもしれない。」
そう言ってくれた君が僕には大きく見えた。
「二人そろってなんかすごいや…ぅちにはよくわからないけど…。気が合いそうでよかったわ。」
だよね…確実理解不能だよね…。でも僕は理解できなくても、いつかわかるはずっとその時思っていた。
そして君と僕の気持ちが重なり始めていた。
それに僕らはきずいてなかった。
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