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僕は君をずっと抱き締めていた。
君はずっと泣いていた。
僕は絶対君を守ると誓った。
だった君が好きだから…。
「……ごめんね、服濡れちゃった…。」
「いいよ…、別に。大丈夫?」
「ぅん…。大丈夫!」
「ならよかった。」
「ありがとう。少しずつ少しずつ、ぁたしも仁也を好きになる…。だからぁたしを見捨てないで?」
君は恥ずかしそうにそう言った。
きっと僕らは幸せという道を歩みだしたんだろう。
僕はもう君を絶対に離さない。
君と生きてく…。
未来へ続く僕と君の道へと…。
ゆっくりと歩き始めた。
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