放課後、夕暮れの屋上

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瞬きをした次の瞬間、彼女の姿は変わっていた。 柔らかな長い髪はきれいさっぱり刈り上げられてしまい俺と同じ男子用の制服を着た彼女(いや、彼?) 顔立ちはハッキリいってキレイだ。かなりの男前だ。 信じたくないが、彼女は、俺の彼女は、 「…ぼくは男なんだ……」 「……。」 何ィィィイィィ!!? や、確かに「男として受け入れる」とは思ったけれど――
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