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そのままで数秒…
「在庫はこれしか…」
見ると両手に二つの聖水の小ビンと、背中に農夫が持つようなカゴに山盛りの薬草が詰め込まれていた。
わたしは一言。
「早いと言うよりは、早過ぎますね…いつもながら」
…と、言っておいた。
照れますよ神父様的な顔をしている。
…いやいや、本当に早いですから。元は隠密か何かですかな?
シスターの懺悔も聞いて見たいなとも思いつつ、わたしは目の前の惨状に目を向けた。
…それでは、始めますか。
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