299人が本棚に入れています
本棚に追加
東京都港区台場警視庁湾岸警察署刑事課
魚住係長と森下君が話をしている。
魚住係長「…君は、何年刑事をやってるんだ!報告書の書き方ぐらいわかるでしょ?」
森下「すいません!以後気をつけます。」
魚住係長「毎回、その言葉を聞いてるんだよねぇ~…」
ちらっと森下の顔を覗き込む魚住
森下「はぁ、あっ課長!おはようございます。」
袴田課長「おはよう。朝から何してんの?魚住君」
魚住係長「おはようございます。…いえ、彼に報告書の手ほどきを!」
袴田課長「そう!…じゃこれもね!」
魚住係長「はっ!…これは私が書いた報告書…」
袴田課長「わかりにくいから書き直して」
森下は、ア然とした顔で魚住を見ている。
魚住係長「なんだよ[?]文句かよ❗」
森下「いえ、失礼します」
袴田課長「もうどいつもこいつも…!」
そこに指導員を辞めた和久が入って来た。
和久「朝から、大きな声出すな。」
袴田課長「あっ、和久さん、おはようございます。どうです最近は?」
和久「何にも変わらない毎日だよ。今日は青島に用があってな!」
袴田課長「そういえば今日はまだ見てないですね。おいっ、誰か青島見なかったか?」
署員一同「さぁ~…」
そんな話が、署内で話されているのを知らず青島は湾岸署の前で加え煙草を消し、颯爽と警察署内へ向かってあるいていく。
最初のコメントを投稿しよう!