2007年初春

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観光案内課前では、婦警が観光客相手に話をしている。 青島「おはよう。こないだはありがとね。飲み会誘ってくれて」 婦警「あっおはようございます。カラオケ楽しかったですね。」 青島「また、行こうね!それより、忙しそうだね観光案内課は!」 婦警「観光客相手ですから、おかげで湾岸君人形の売れ行きいいですよ」 青島「袴田課長発案なの知ったら、みんな買わなくなるだろなぁ~…」 婦警がくすっと笑うと、ちょっと嬉しそうにする青島。何気に刑事課に目をやると、いつの間にかすみれが目の前に。 すみれ「婦警と朝からいちゃいちゃして楽しそうね青島君❤」 と言い放つと刑事課の方へすたすた歩いていく。やばいっと思った青島は観光案内課の婦警に一礼してすみれの後を追う。 青島「ちょっとすみれさん!何言ってんすか、署員みんなと話をして署内の安全を未然に防ぐ為ですよ。勘違いしないでください。」 すみれ「ハイハイ!ところで和久さんに会った?探してたわよ」 青島「和久さんが?年寄りが無理してここまで来なくてていいのにぃ~…」 すると 和久「年寄りで悪かったな。」 青島とすみれの後ろにカジュアルな恰好をした和久が立っていた 青島「和久さぁん、久しぶりです。どうです調子は?」 惚けたフリして話を変える青島 和久「年寄りはまだ元気だよ!」 和久は引きずってる… 青島「和久さんは、まだまだ若いっすよ。」 その台詞に和久は、青島を足先から頭の上までなめるように見てこう言った。 和久「心と顔が一致してないんだよ」 青島「…ばれました?」 和久「…ったく!」 青島「ところで話ってなんすか?探してたんすよね?」 和久「おっ、そうだ。ちょっと来てくれ」 和久は青島を連れて、自販機コーナーへ行く。
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