❤出会い❤

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俺は,この物語の主人公の「桐生 諒」   部活もやっていないし,とくに,熱中するものもない。   毎日だらだらと,夏休みを過ごしていた。   彼女にもフラれ,落ち込むばかりだ。   ある日 諒は,補修のため,いつもつるんでいる親友の優希と一緒に学校に向かった。 「あちーし,面倒だなぁ」 優希がダルそうに歩きながら呟いた。 それは言えてる。 俺も勉強は好きじゃないし,成績も悪い。ましてや補習なんてめんどかった。 優希とは考えもほぼ同じだし,性格もかなり似てた。 でも,優希とは違うとこがひとつあった。 それは 【かなりのモテ男】って言うこと。 「なぁ,諒,お前彼女欲しくないのか??」 俺がそんな考え事していたら急に話しかけられた。 「俺は…別に…興味ない。」 はっきり言って,前の彼女がまだ忘れられてない部分があった。 「そうゆう優希はどうなんだよ?」 凄く気になっていたこと。だってモテるのにすべての告白を断ってるらしい。 「俺はー…俺を顔で選んでる奴ら嫌いだから!」 と言ってあっかんべ-をした。 そんな優希は俺でもカッコイイと思った。
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