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週末
渡された進路希望用紙に力なく
【就職】
とだけ書き、ベン先生のもとへ行った
『実はなニック、今年の就職の求人はわずかなんだ』
『だいたい就職組は
コネや実家の稼業をついで就職を決めているぞ』
一応父親に聞いたりしたが、コネなんかなかった
『他にこれなんてどうだ⁉』
軍隊の募集だった
『お前は体力はさほど無いが成績は悪くないし、
以外にガッツがあるから
む、向いてるとおもうぞ』
無理がみえみえの進路担当教師
『考えておきます』
やっとビフから解放されるのに またいじめられにいくのか
しかも今度は親元を離れて生活しなければならない
僕の気持ちは暗くなる一方だった…
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