~転~
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「っ馬鹿者…。幸せになど、なれるわけなかろう?」 お前が居らねば意味がないのだ。 それくらい、わかっていると思っていたのに… 幸村は優しく佐助の髪を梳きながら空を振り仰いだ。 「俺も、佐助が好きだ。…来世でも、お前を見つけてみせる」 腕の中に眠る忍の髪と同じ色の空へ強い意志を秘めた誓いを託し、幸村は再び歩きだした… 続
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