罪と罰

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おはようと声をかけられて頭をペコッと下げる位がやっとだったんだ。 とにかくオレは、そういう汚れていない、純粋無垢な女の子が好きなんだ。 高校時代、彼女を想っては、ティッシュを片手に妄想の日々を送った。 童顔で中学生と言われても、さらに小学生と言われても通じるかもしれないその容貌はオレの心を掴んで離さなかった。 オレは彼女を神聖視して、そして想像上ではそれをいいように淫らなものにしていた。
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