監禁

罪と罰

ユウタは、自分の犯した罪を、今、体全身で感じていた。

…オレは…

ユウタは鳴咽とともに泣き崩れた。

部屋の隅に座り込んで様子を黙って見ていた男は、被っていたマスクを取り去った。

がっちりした体に似合う、ワイルドな雰囲気の漂う顔だった。

男は、泣きじゃくるユウタを一瞥して口を開いた。