罪と罰

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でもオレはアイツを殺人犯になんかしたくない… だから…オレがお前を殺すかもしれない… 覚悟はしておけ』 凄みのある目つきでユウタを睨むと、男は立ち上がる。 ドアノブに手をかけようとする男に向かい、ユウタはとぎれとぎれに呟いた。 『…あの子…は?』 男はため息をつきながら首だけユウタのいる方向に回した。 『…お前に言う必要などあると思うのか?』
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