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ユウタは目を覚ました。
ズキッ
頭に激痛が走り、顔を思いきり歪めた。
薄めた目をゆっくりあけるが、視界はぼやけていてよく見えない。
体中が痛くて、何となく窮屈な感じがしていた。
頭はボーッとしており、徐々にはっきりとしてきた目には畳の細かい目が間近に見えていて、そこでようやく、自分の体が横たわっていることに気付いた。
さらに両腕とも腰の辺りで自由が効かなくなっていることにも気付き、半ばパニックになる。
ガシャガシャ
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