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そしてようやく私は全ての事を悟るに至った!
この運転手は政府の人間に違いないのだ!
監視員に違いないのだ!
駅員もそうだ…。
乗車した奴等の中にも居たかもしれない…。
一度も私は自由など知らなかったのだ!気付いてしまえば種は簡単で、タクシーと云う無線を多用する、媒体の意味からだけでも察知は出来た…。
迂濶な自身を悔やみながらも、電波生物による政府の陰謀に激しい嫌悪感が爆発する。狂って居ないのが自分だけの世界で、戦いを繰り広げるのは大変だ…。
なにより思ったよりも事は深刻であり、こうなってしまうと今夜の作戦は自滅を意味する…。
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