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こうなったら仕方がないので、タクシー代を取りに戻る為に私は自宅へと向かってもらった。
もちろん敵を欺く為だ。
今度こそ、奴等の概念は全て見破った。必ず人類の奪還をしてみせよう。例え我が身と引き換えにでも…。
もしもの為、刺し違えて私が命を失った場合を考え、この手記を残そうと思う。
身寄りの無い私だが、いつか人類がこの功績を讃えてくれる日を天国の夢に…。
今夜は筒の中で朝を待とう…。
必ず全ての人を解放するまで戦おう…。
そう私は誓いながら、次の作戦までの眠れぬ夜をまた送る…。
必ず勝ち抜いてみせる!
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