唐突

3/4

0人が本棚に入れています
本棚に追加
/8ページ
「…こ…この一歩で……わっ、私は…っ…自由に…ッ!」 四十階ほどあるビルの屋上で、一人の少女がフェンスと空の僅かなスペースに佇んでいる。 その両肩は小さく震え、両手はフェンスに絡んでいる。 …そう、少女は今まさに、この屋上から飛び降り、人生にピリオドを打とうとしてた。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加