始まり

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「さっきは... やっぱ、、なんでもない!」 桃「はぁ?!」 「授業始まるよ? じゃあ!!!」 桃「! 待って!!! まだ話は終わってな..」 「きっとまた、 会うことになるからさっ」 そう言って彼は私の前から消えてしまった。 …何よそれ... 意味わかんないから。 私は校舎の方へ足を進み出した さっき勢い良く駆け降りた階段を、今はのろのろと鉛が付いているかのように上がって行った。
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