第9章 ハリコフ クラスノグラードの戦闘

6/19
前へ
/222ページ
次へ
★ルドルフ・フォン・リッペンドロップSS大尉は午前中に、13中隊に助けられた形となってしまい… 〈衛生隊車輌が邪魔で身動きが取れない為〉 …貴族の誇りか?、自分自身の誇りか?とにかく、誇り高い人物だった様でした。     [一方、ミヘル達は…] 【バルディー】 『ミヘル小隊長 また機会が有りますよ!』(苦笑) 【ミヘル】 『済まないな…』    ★手柄を、シュタウデッカー    SS軍曹に取られてすっかり気    落ちしてるミヘルを慰めるバ    ルディー達 【キルシナー】 『俺の操縦士の腕が悪いのさ! 気にしない事だぜ! 小隊長』 【ミヘル】 『いや… それはなぁ… 違う…』 ★其所に、ベンドルフ小隊の所を訪問し、ミヘル達の宿営地へ 足を運んだ リッペンドロップSS大尉…     [ミヘル達の宿営地] 【クリング】 『よう! どうしたんだい? しけた顔してると訪問者に失礼だぜ!』 【ミヘル】 『…あっ クリングSS大尉 … 』   [他の隊員達は、気を付け] 【クリング】 『ミヘル達に、訪問者だぜ! 6中隊長のルドルフ・フォン・リッペンドロップSS大尉だ!』 【ミヘル】    ・・・フォン…貴族出か? 『ハイル・ヒトラー!』      [SS式の敬礼] 【リッペンドロップ】 『君かね? ヴィットマンSS少尉は…』 【ミヘル】 『はい! そうであります リッペンドロップSS大尉』 【リッペンドロップ】 『君達には、昼間世話になったな! 礼を言いに来たんだ この通りだよ 有難う…』 【ミヘル】 『いえいえ… わざわざ 恐縮です』 【リッペンドロップ】 『所でだ! 何か困っていた様だが、相談に乗ろうかね?』(笑) 【ミヘル】 『いえ 何でも無いです』 【バルディー】 『リッペンドロップSS大尉 我々の小隊長は本日のイワン戦車を撃破出来無く残念に思っております、部下の我々が元気付けてました次第です』 【リッペンドロップ】 『これは、良い部下に恵まれて居るな! ヴィットマンSS少尉 良いかね… 私は気落ちはしないぜ! 生きてるからな、また機会が有る 戦功に焦るな! 何事も努力だ! 派手に暴れていると直ぐに戦死だ! 我々中隊長は、君達の様な優秀な兵士を失いたく無いのだよ!』
/222ページ

最初のコメントを投稿しよう!

175人が本棚に入れています
本棚に追加