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【ミヘル】
『済まん! また、 助けられたな!…』
[小声で…]
スチャッ!…
[ミヘルも構える]
【ポールマン】
『奴等… 警戒員達は… あんなに居るのですね…』
[警戒員の数の多さに驚く二人]
【ミヘル】
『1 2 3 4… 19… 22 23 24 かぁ!まるで夜間行軍だな』
★ミヘル達は、イワン
達が居無くなる迄待機
する事に… 暫くする
とイワン占領区内から
炸裂音が…
〈〈〈☆!ドォォン!☆〉〉〉
〈〈☆!パパァン!☆〉〉
〈〈☆!パパァン!☆〉〉
★イワン達の警戒員
達は、炸裂音で味方
占領区内へ、走り出
す。
〈☆!バァン!☆〉
〈☆!バァン!☆〉
〈〈〈☆!ドォォン!☆〉〉〉
【ミヘル】
『何だ?… 』
【ポールマン】
『まだ、かなり距離は有りますね!』
【ミヘル】
『イワン達の戦区内だからな… 味方兵士達の活動かもな…』
【ポールマン】
『私もそう思います』
【ミヘル】
『さぁ… 時間も日付が変わった、戻ろう』
●ミヘル、ポールマンは自分達の車輌へ戻り車内で夜明けを待った。〈仮眠〉朝日が出て来た頃、クリングSS大尉からの無線が入り ミヘル達は合流したのだった。すると…
【ミヘル】
『只今、戻りました』
[SS式の敬礼]
【クリング】
『昨日はご苦労だったな! 先程パンツァー・マイヤーSS中佐が戻った。ハリコフを護るらしいが… 部隊装備が乏しい為、立て直しをする』
【ミヘル】
『はぁ… 了解! ですが、昨夜メレファ村の先で戦闘と思われる炸裂音が数回しましたが…』
【クリング】
『あれは… パンツァー・マイヤーSS中佐の帰隊時途中でイワン達と遭遇したらしい 何でもイワン達は直ぐに前線を張り出すらしい、その為 遭遇戦闘になったらしい』
【ミヘル】
『そうですか… 昨夜の捜索活動でイワン達の警戒員達を目撃しましたが… かなりの数で哨戒してます』
【クリング】
『なら、余計に準備が必要だな』
【ミヘル】
『はい! 了解』
●ミヘル達は、ハリコフを護る為に、そしてスターリングラードが頭をかすめたのだった。果たしてハリコフは…
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