第9章 ハリコフ クラスノグラードの戦闘

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      》 【ミヘル】 『バルディー! ビンゴォ だ! 命中確認!』       [更に…] 【ベンドルフ】 『此方はシュワルツリーダー1より、 シュワルツリーダー3へ! 敵戦車を発見! 繰り返す 敵戦車を発見!』    》     》   [応戦する、ベンドルフ小隊] 【ミヘル】 『シュワルツリーダーより! シュワルツ各車輌へ! 遅れをとるな! 前進!』 ★ミヘル達は、前進してイワン戦車部隊に立ち向かったが… ベンドルフ小隊の方が位置的に有利な展開だった。 【ポールマン】 『ベンドルフ小隊の無線だと シュタウデッカーの車輌がまた撃破したそうです…』 【ミヘル】 『キルシナー! 最も速く動けないのか!』 【キルシナー】 『ミヘル小隊長 無理ですよ! 何せ深雪ですから…』    ババッ!ババッ!ババッ!ババッ   [無理矢理進む為、履帯が空回り] 【ポールマン】 『シュタウデッカーの車輌が撃破したそうです…』 【バルディー】 『ミヘル小隊長何か焦って居ますか?』    [何時もと違う指揮官に戸惑う] 【ミヘル】 『いや! 焦って何かいない!』    ・・・バルディーのやつ… 【ポールマン】 『ベンドルフ小隊の無線だと またシュタウデッカーSS軍曹の撃破を傍受しました…』 【ミヘル】 『ポールマン 他の奴等の手柄は聞きたく無いな!』 【バルディー】 『ミヘル小隊長! 駄目です! 傍受しましょう! それが戦功ですよ!』 【ミヘル】 『わ 解った! ポールマン 傍受を続けよ!』    ・・・バルディー…お前は… ★ミヘルは、戦功に焦る気持が、ベンドルフ小隊に持っていかれそうになった時 人の持って居る貪欲差がつい出てしまった。 ★ミヘルは、以前にヘルガと知り合い 人の情 護るべき者を授かった… 焦る気持をバルディーに見透かされた様でした。 結局最終的には、ベンドルフ小隊の手柄となった様でした。 【ベンドルフ】 『此方はシュワルツリーダー1より、シュワルツリーダー3へ! ミヘル 悪いが獲物は全て頂いたぜ!』 【ミヘル】 『シュワルツリーダー3 今度は俺達の分迄残しくれ!』
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