第9章 ハリコフ クラスノグラードの戦闘

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【シュッツ】 『意味の無い闘いかぁ… 』 【ベンドルフ】 『我々が早く向かわないとハリコフは包囲されてしまう… 』 【ミヘル】 『パパ・ハウサーを信じて、命令に従うしかあるまい… ヘルムート』 【ベンドルフ】 『だが、この深雪だぜ! ハリコフへ行けるのか?…』 【ミヘル】 『パパ・ハウサーは意味の無い闘いはしない! だが、意味の有る限りここに留まるだろうな。 そして… 事態の見込み次第では、ハリコフを放棄する… と思うがな』 【ベンドルフ】 『そうかぁ… 説得力有る意見だな… 』   [色々と雑談をする、ミヘル達]      [現在迄の戦況] ★1943年1月~2月、ドイツ南部軍団 A軍集団は崩壊しつつあった。イラク方面へ進出する為か?… ※カフカスに進出した、A軍集団は スターリングラードの陥落により、退路を絶たれ ハリコフ~アゾフ海の数百Kmに渡り イワン達に突破されて大穴が空いたのだった。 ★※カフカス=現在はロシア連邦.北カフカス連邦管区。カスピ海と黒海の間、カフカス山脈の北部~スターリングラード〈現ヴォルゴグラード〉の間。 ★ミヘル達は、クラスノグラード. ※アレクセイエフカ近郊より、ハリコフを目指すべく体制を調えていた。 ●※アレクセイエフカ村=クラスノグラードの東北東 約20Kmの農村 〈アレクセイエフカ村からハリコフ迄は約80Km〉 ●写真=クラスノグラードを中心とした、グロス・ドイチェラント師団〈G・D〉、 ライプシュタンダルテ・アドルフ・ヒトラー旅団〈LAH〉、 バイキング師団〈Wi〉の配置図とイワン達の進路です。 サポロジェに師団司令部を置き、3方面に別れてイワン達の抵抗に対処した。image=158922730.jpg
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