第1章 死神降臨 エピソード

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【1983年3月24日0800時頃パリ近郊】 ★朝食を食べながら…新聞記事を朗読するセバスチャン… 【セバスチャン】 『♪~♪ララララ♪~今日も一日頑張って掘るぞ!っと…』 ・・・まぁ、貴方って人はしょうがないわね!(苦笑)←《奥様》 【セバスチャン】 『戦史考古学を専考する仕事だからな…ソフィー許してくれないか…』 【ソフィー】 『まぁ…貴方ったら、本当に穴掘り馬鹿ね…家族の事も忘れないでよね!』 【セバスチャン】 『おぉ~っ恐っ! 新聞 新聞っと…』 ★新聞を読むセバスチャン… 【セバスチャン】 『何々…パリで新しい服の流行…日本で任天堂で新しいゲーム機が…ほぉ~カセットロムでは無く磁器ディスクによるロムかぁ…スーパーマリオⅢ 日本かぁ凄い国だな…次々新しい新製品を出してくる…とても敗戦国とは思えない国だな…何々…カーン市郊外でドイツ陸軍兵士の墓跡が発見されるかぁ…何々…殺人現場と勘違い周りは騒然かぁ…はぁ~またかぁ…最近国土開発で古い埋葬跡地が出て来るからなぁ…でもまさかな…』 ・・・ジリリリィン ジリリリィン ジリリリィン!…《電話》 【ソフィー】 『はい!ローブルですが…』 ・・・はい!解りました直ぐに、主人に連絡させますから… 【ソフィー】 『貴方!ジャンからよ!』 【セバスチャン】 『はい!代わりましたセバスチャンですが…』 【ジャン】 『おい!今日の新聞みたか?』 【セバスチャン】 『あぁ…今、見てた所だよ…朝から何だよ』 【ジャン】 『カーン市郊外の墓跡って、まさかな…奴等では…ないか?』 【セバスチャン】 『あぁ…俺もそうかと思ったんだがな…プロの俺達でも探しきれなかったんだぜ…』 【ジャン】 『馬鹿!新聞を良く見たのか? 俺達はサントー近郊だが…発掘場所はカーン市郊外だ!普通は現場で埋葬だが…奴等は神様だ!…連合軍には、死神だがな!』 ・・・まさかな… 【セバスチャン】 『解ったよ!…最後の賭けだな行こう!』 ★電話を切り仕度しようと… 【ソフィー】 『貴方!ここに準備出来てるわ!』 【セバスチャン】 『有難うソフィー…お前は世界一の俺の女房だ!…愛してるよ』…チュッ! 【ソフィー】 『貴方 見つかると良いわね…気を付けてね…行ってらっしゃい』…チュッ! 【セバスチャン】 『ソフィー…有難う…』
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