12人が本棚に入れています
本棚に追加
/27ページ
僕はビルと別れた道でマリーと二人でビルが来るのを待った。すると、向こうから走ってくる人の姿が見えた。
「あれ?なんでお前ここに居るんだ?迎えに行くっていったろ?」
ビルの言った言葉にうまく反応できなかった。
ビルは不思議に思い僕に何かを聞こうとしたときマリーがビルにこう言った。
「わたしが早く行きたいって言ったからお兄ちゃんがここに連れてきてくれたの。ここなら早くビルに会えるからって」
妹はそういって僕の方をみて
‘なんとかなったわね’
と小さな声で言った。
ビルは、そうだったのか!と陽気に笑っている。
僕は心から妹に感謝した。
最初のコメントを投稿しよう!