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僕はずっと考えていた。
あの不思議な光のこと。
母が消えたこと。
なぜだ?なぜこんなにも奇妙なことが重なり起こるんだ?
考えれば考えるほど奇妙だ・・・
「おーい。ロ‐イ‐。ロイ?」
ビルに呼ばれていることに気付かない僕を見かねたのかマリーは僕をどついてきた
「もう!お兄ちゃんったら、どうしたのよ。さっきからボーッとして!」
マリーは少し怒りぎみだった。ビルは、それをなだめながら僕にこう言った
「ほら、ついたぜ。あの森・・メイズの森に」
僕は緊張と不安の入り混ざった感覚に陥った。
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