storyⅠ

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3-A 「せぇんぱい☆」 声も人影もなくなった教室を笑顔で覗くモカ 「誰もいないかぁ…」 分かってはいたものの、肩を落とすモカ テクテク歩き、窓際の真ん中の机の上に座った 「先輩どこかなぁ…?」 肘をついて窓の下の校庭を見る 目線の先には、知らないカップルが手を繋いで幸せそうに下校しててる 「あぁーあー(どこに行けば会えるのかなー)」 5分 10分 時間だけが過ぎていく
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