storyⅠ

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「そうだった!ハゲデブジー[ハゲでデブでジジー]に返してもらわなきゃっ」 猛ダッシュで職員室へ バンッッ!!!!! 「携帯っっっ!!ハァ、ハァハァ…」「」「」 勢いよく職員室の扉を開けた 「…。ええっ!!??」 シーン 誰もいない 「な…なんでよぉ」 力が抜けてその場に座り込む 今日は先生達、早帰りの日だった 「もぉ…っ!!」 重い腰を上げる 「先輩…デートしようって言ったらオーケーしたじゃんか…(先輩…会いたい…会いたいよぉ)」 目を潤ませながら、宏樹のクラスに置いてきた自分の鞄を取りにトボトボ歩く 生徒が居なくなった廊下は、夕日の色が広がって寂しい心をくすぐった
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