1人が本棚に入れています
本棚に追加
「そうだった!ハゲデブジー[ハゲでデブでジジー]に返してもらわなきゃっ」
猛ダッシュで職員室へ
バンッッ!!!!!
「携帯っっっ!!ハァ、ハァハァ…」「」「」
勢いよく職員室の扉を開けた
「…。ええっ!!??」
シーン
誰もいない
「な…なんでよぉ」
力が抜けてその場に座り込む
今日は先生達、早帰りの日だった
「もぉ…っ!!」
重い腰を上げる
「先輩…デートしようって言ったらオーケーしたじゃんか…(先輩…会いたい…会いたいよぉ)」
目を潤ませながら、宏樹のクラスに置いてきた自分の鞄を取りにトボトボ歩く
生徒が居なくなった廊下は、夕日の色が広がって寂しい心をくすぐった
最初のコメントを投稿しよう!