storyⅠ

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「あ゛ー」 休み時間 机にうなだれるモカ 「馬鹿だねぇ。見えないようにしなきゃ」 ケイが呆れる 「んー…ん!?」 うなだれながら目線を上げると、廊下には人だかり そこから頭がひょっこり見えてる宏樹を見つけた 「先輩♪」 走り寄るモカ 睨みつける宏樹 (う…こぁいょっ) 「おい」 「はい☆」 「二度とメールするな」 笑顔が凍る 「は…?」 「それだけだ」 「へ?先輩?せんぱぁい!!」 呼びかけを無視してスタスタ歩く宏樹 「ちょっと!藪野先輩と付き合ってんの!?」 廊下にいた子が話しかけてきた 「ま…まぁね☆(得意気に言ったものの…今のじゃ付き合ってるようになんか見えないよねぇ)」 「ふぅん」 (怖っ!!睨まれたよっ) 「あれはファンだな」 「ケイ!居たんなら助けてよぉ」 泣きつく 「バァカ。藪野先輩ってファンかなり多いんだよ。知らないアンタのがおかしいよ」 「へぇ…(私、入学して早々にイジメられたりしちゃう!?怖ぇよぉ)」
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