五章

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そして、裕子は涙を拭い、恐る恐る医師に聞いた。 裕子「弘樹は……弘樹はあと、どれくらい生きられるのですか?」 裕子の言葉は震えていた。 医師「………弘樹君は後……半年ほどしか生きれないでしょう。」 まだ8歳の少年。まだまだ世間を知らず、これからが楽しくなろうという時期なのに………半年しか………
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