FirstStory

2/3
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
プルルルッ プルルルッ ピッ 『ぁいっ!!あぁ~ん?お前かっ!あぁっ……おっ!マジ!行く行く♪ぁぁ~っ!彼女?そんなの関係ねぇよっ!うんっ…おっ!これから仕事だから後でな♪』 ピッッ 高神尚人(タカガミナオト)24才職業は鳶。 昔より真面目になったって言う割にまだダラシナイ奴。 プルルルッ ピッ 『あぃっ!あぁっ!かおりっ♪うんうん♪えぇっ!マジィ↓↓今日はダメっしょ!俺、夜間作業だし~。夜空いてないや!…うんっ…おっ♪いいね~!!じゃぁ週末な♪バイビー♪』 ピッ 簡単に言えば遊び人。 昔はそれに加えて短気で、警察沙汰なんて当たり前。最後はパクられて弁当持って出て来る始末。 周りはいつかやると思ってたから笑い話のネタにしてるぐらいだ。 『なんだぁ~尚!朝から鼻の下のばして…また合コンかぁ~?いい加減落ちつかねぇといつか彼女に刺されるぞっ!』 親方のトオルさんに突っ込まれる。 『大丈夫っすよ♪もぅそろ落ち着きますって♪ワラ』 決まり文句のような口癖。今日も友達の健二から合コンの誘いがあった。
/5ページ

最初のコメントを投稿しよう!