独りぼっちの少年。

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二人はそうしてエディを助ける為にgardenへと足を踏み込んだ。 garden内部。 レミィとアムラエルは子供達の攻撃をかわしながら走り抜けていく。 しかし、数がどうにも多い。 「…ぐっ!こうなったら…Angel wood!“力”を貸してくれ!!」 レミィがAngel woodの葉をかざすと、子供達がその手を止めた。 「浄化されて行く…!デス・エンジェル家の“力”に汚されていた子供達の気が…」 フッと正気に戻った子供達は崩れた壁を見て逃げ出して行く。 逃げていく子供達の“力”がその背からレミィに注がれていた。 “力”が光を帯びていて、逃げる子供達はまるで天使そのものだった。 「あの子供達は…普通の子供に戻れたんだな…」 「ええ。ここを出れば自動的に親の元へと帰れるし、ここでの事も忘れて“力”もなくなる」 「Angel woodの“力”か…」 「それと、それを使いこなす貴方の"力"よ!」 レミィの中では“力”の欠片が目覚めた。 Angel woodを使う事が“力”を目覚めさせる導きとなる。 そしてAngel woodの葉が役目を成さなくなるほどにレミィが使うか、自分で“力”を解放するのを待つのみだ。
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