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その時にレミィはエディと別れた。
今は一緒に居てはダメだと、エディが言ったのだ。
一ヶ月後にまたここで会おうと、Angel gardenの北の森で約束した。
その森にはこの世に一本だけと言う珍しいAngel woodという、天使の羽に似た葉を持つ木があった。
その木の元で約束をしたのにエディは来なかった。
レミィはそれでも殆ど毎日のようにAngel woodまで通った。
「エディ…君は捕まってしまったのか?それとも、gardenに戻ったのか?」
gardenは潰されてから三年後、再建された。
その時に殆どの"力"を有した子供達がgardenに戻ったと聞いた。
それでもレミィは戻れなかった。
gardenを信用できなくなっていたからだ。
あそこを出て街の人にどんな目で見られていたか知ったから。
『Angel garaden潰れたんですって!』
『よかったわね!あそこの子供に罪はないけど悪魔の生まれ変わりだものね…』
『そう言えば、あそこは成人すると子供ではないからって殺されるらしいわよ!』
『何故!?』
『“力”が暴走すると成人した子供のは止められないらしいわ』
『恐ろしいわね…。殺す大人もだけど、“力”を持った悪魔の生まれ変わり…』
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