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―そうだ。何なら確かめにgardenに乗り込めばいい。さらばだ少年。また会える時を願っているぞ。―
「ちょっと待ってくれ!Angel wood!!」
レミィの願い悲しく、Angel woodの声はもう聞こえなかった。
周囲の森のざわめきが聞こえてくる。
「gardenに…乗り込む?エディの為に…」
レミィは立ち上がるとAngel woodを一度見上げてからgardenへと向かって走り出した。
gardenへ向かう途中、店に寄りAngel woodの葉を落とさぬように首から掛ける為に紐を通した。
レミィは首から掛けたAngel woodの葉を服の中にしまう。
そして一つの都市と言っても過言ではない、街の中で一際大きな建物を見据える。
そこは昔より更に大きな建物となったgardenがあった。
一呼吸置くとレミィは再びgardenへと走り出す。
Angel garden前。
レミィは一人の少女とぶつかった。
その少女を見るとレミィの表情が柔らかいものになった。
「…エディ…!」
「…え?貴方…誰?」
「レミエルだよ!君が俺に名前を付けてくれたろ!?」
「…そう…。貴方がレミィなのね」
「エディ…?」
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