甘い決断

2/2
3人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
その日の夜、俺はゆかに電話して言われたことすべて話した。 ゆかは『迷惑かけてゴメン、でも別れたくない』と言ってくれた。 俺は絶対に負けないと誓った。 その週の土曜日、ゆかと遊んだ時に二人で話し合った。 いまだからこそ若かったんだなぁと思うが、その時だした答えは結婚すれば文句は言われないだろうというすごくバカみたいな答えだった。 でも、その時の俺達にとっては別れないでいいようにまじめに考えた結果だった。 でもゆかの親は結構厳しく結婚させてくれと言ってもとうていムリな話だった。 考えに考えた結果、『子供をつくろう』という話になった。 今までHのときは絶対にゴムをつけていたが、その時からゴムをつけずにHをするようになった。 それから1ヶ月たったころ二人で妊娠検査薬を買ってきて試した。なんと、子供ができていた。 でも、今妊娠したことを言うと絶対に止められると思い二人だけの秘密にしようということになった。 それから3ヶ月後、ゆかの親に言いに行こうという事になった。 ゆかは最初は嫌がっていたが、俺が『大丈夫だから』というと了解してくれた。 9月12日、俺はスーツを着てゆかの家に言った。
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!