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そんな中、サイトの中で知り合った一人の女の子と仲良くなった。
彼女の名前はゆか
教育隊から2時間のところに住む高校1年生で、彼氏はいないと言ってた。
ゆかは彼氏がほしいと言ってたが正直俺は誰でも良かった。
ただHがしたい。
それだけを考えながらメールをし、どんどん仲良くなって、なんとか会う約束をした。
初めて会う日、俺は緊張していた。
今みたいに写メを送って顔を確かめこともできない。
俺は『出会い系サイトで彼氏探すぐらいだからどうせ可愛くないんだろうな』と思っていた。
9時になり、ゆかから『駅に着いたよ』とメールがきた。
俺はめんどくさかったので『お金払うから〇〇までタクシーで来て』とメールを送ってタバコを吸いながらゆかが来るのを待っていた。
すると、目の前に1台のタクシーが止まった。
今更だが緊張してきた俺は後ろを向いて歩きだした。
ちょっと歩いて後ろを見ると、めちゃくちゃ可愛いというか、完璧俺のタイプの子がたっていた。
メールをしてその子に近寄ると笑顔で『はじめまして、ゆかです』と言ってきた。
俺は緊張しながら『はじめまして』と言い、街に向かって歩きだした。
どこに行くかも決めてなかったので30分ぐらい『どこ行こっかぁ』とブラブラしていたら、ゆかがいきなり『ホテルに入る』と言ってきた。
俺は所詮そんなやつかと思いながらも正直嬉しかった。
頭の中は『Hができる』でいっぱいになり、ゆかに『行くとこないしとりあえずそうしよっか』と言い、ホテルに向かって歩きだした。
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