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ここは学校。
昨日の出来事を体験してから正直胸の高鳴りがとまらない……。
やっと俺の日常を壊す出来事があったのだ!だが、同じく恐いという気持ちも大いにするのだ。
そりゃそうだ。あんな事があって恐くないわけがない。
俺はどうしたもんかと思ったが、とりあえず姫乃をさり気なく監視する事にした。それで学校にいる。
「また姫乃の事見てるのかよ」
愛堕だ
「いや、別にそういうわけじゃねぇよ」
「まぁ人の恋路を邪魔したりしねぇからさぁ。がんばってねぇ」
半笑いで言ってきやがった。なんか、妙にむかつく。まあ姫乃は顔もスタイルもいいが、俺にはそれ以上に気になる事があるのを愛堕は知らない。
姫乃はあいからわず人気者だった。俺が輪に入る隙もないな……
まあそのうち話せるだろ。
「よーし、ホームルーム始めるぞ!」
担任岡部が無駄に元気よく入って来たので、俺はとりあえず岡部の話を聞くことにした。
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