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放課後
俺は玄関前ホールで椅子に座って、姫乃を待っていた。
まあどうせファントムとかいう奴の事だと思うが、力になるって言っちまったからには待ってないとな……
……
…………
………………
「おせぇーなぁ」
と、振り替えってみると
!!!
「うわ!いたのか……」
姫乃がいた。
まったく気付かなかった。気配ってものがないのか?
「今来た」
「……そうか」
ん?気のせいか?
「……こっち」
あ……
「こっちって、どこに?」
やっぱ気のせいだったか……
「ファントムを探しに」
やっぱりか
「力を貸してくれるんでしょ」
「まあな。関わっちまったし、それに、あんな奴らほっとけないしな」
あと、おもしろそうだし
「じゃあ行きましょ」
「ああ」
そう言って俺は姫乃に付いていった。
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