~戦乱の歌~

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ボクっ娘って本当にいたんだなぁ~~。 学校にむかう夜道の中、俺は少し考えていた。 まぁ俺にボクっ娘属性はないから、別にいいんだけどな…… そんなことより、天使ってあんな髪の色してるんだな。 実際、姫乃は学校になんか言われないのか? まぁ、まだ頭髪点検の時期じゃぁないしな…… 姫乃も奏も、ばっちり似合ってるからいいんだけど。 それにしても疲れたな。 さすがにこんなに立て続けにこられたらまずいな……今日だって奏が来なかったら確実に死んでいただろう。 俺はしばらく固まってしまった。 いまさらになって足が震えてきやがった…… よくもまぁ、あんなのと戦ったもんだ。 この軋む体は確かに戦った証だ。 自分に表彰状を送りたいね。 そんなことをぼんやりと考えていたら、もう学校の前まで来ていた。 自転車に乗ろうとして、重大な疑問がある事を思い出した。
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