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その席の三つ隣りでは東京まで仕事で来ていた由香里と亜里佐が今着席した。
丁度さっきの場面を見てしまった亜里佐は固まった。
「どうしたのよ?亜里(亜里佐のあだ名)」
それに疑問に思った由香里は亜里佐が見ている方向をすっと見た。
そして由香里も固まった。
「・・・何よあれ・・・・・・」
ワナワナと奮え始めた由香里。
「あんたっ!!、
小さい子連れ込んで何しとるんじゃあー!!」
由香里は叫びながら智樹に襲い掛かった。
「ちょっ・・・由香さん!!(由香里のあだ名)」
亜里佐の注意が虚しく空気中に飛散した。
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