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「はい、お蔭さまで。」
智樹は朗らかに言う。
「と~も~き~君!?、
いつも言ってるでしょ!!
敬語は使うなって。」
ジャックはしかめっ面で俯く。
「いや・・・・・でも・・、
年上・・・・なんだし・・」
「そんなの関係ないでしょう!?
電話の時は・・呼び捨てで話してくれるのに・・」
「そ、それは・・、
電話回線等を盗聴された場合自分とジャックさんの関係を完璧に把握させないためで・・・・」
「私は部下なのに・・
呼んでくれてもいいじゃない!!」
ジャックの目に微量の涙が溜まる。
「・・・・・すいません。」
どうしていいのか分からないので智樹は謝ってしまった。
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