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何度目かのデートの日。
彼のアパートへ連れて行ってくれた。
まさに男の一人暮らしといった感じの部屋だった。
私は彼のアパートによく泊まるようになった。
なんて楽しいんだろう。
母から離れる事はこんなに心が晴れ晴れするんだ。
あの家に帰りたくない…。
そんな事を思っていたある日。
彼と一緒にいたら、彼の携帯が鳴った。
しかし彼は電話に出ず、サイレントモードにした。
そして何度もピカピカ光る彼の携帯が気になった。
彼は私にバレないようにしていたが、私にはバレバレだった。
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