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翌朝、彼からメールがきた。
「昨日は、あんまり話せなくてごめんね」
私達はメールをやり取りするようになった。
私もお客さんとしてではなく、彼のことを一人の男性として見ていた。
彼のことをもっと知りたい。
私の毎日が変わった。
心も常に明るくなった。
四六時中、彼の事が頭をよぎった。
メールをやり取りし始めて1ヶ月がたった頃
私達は初めてのデートをした。
あまりに緊張した彼は、喫茶店で2度もコーヒーを床にこぼしてくれた。
そんなマヌケな姿によりいっそう愛おしくなった。
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