第7話 あり得ない…

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俺がこの職場に来てからなぜか人の気配や視線をよく感じています。 それは、ミエナイヒトのなのです。 今回はミエナイヒトなのかは分かりませんが… この話は俺が入社して半年目の話です。 俺はその頃から一つの宴会なとを見る責任者として任せて貰っていました… ある日… T主任「今日の○○高校はホーリーが見るように…」 俺「分かりました」 T主任「今日は平和講演があるからドンデンな!」 (うちの職場ではドンデンとは会場を新しく作りなおす事をいいます) 俺「はい!」 早速会場へ… 俺はその日に一緒に働く人達とミーティングをしました。 俺「今日は食事スタートは6時で平和講演が7時半で…… 以上ですが質問はある?なければ、スタンバイしましょう。」 と話終えスタンバイを開始しました。 スムーズに食事が終わりドンデンも問題なく時間内に平和講演の準備が整いました👍 俺「みんなお疲れ様!後は、各会場のヘルプよろしく!」 と、みんなを行かせたところで生徒が入って来ました。 … … … …何事もなく平和講演は順調に進みました… 語り手が戦争体験を話してる時でした… 徐々に電気が暗くなっていることに気が付き原因を探りましたが… サッパリでした… 幸い語り手だけにスポットライトが当たるようにセットしていたので大きな混乱はありませんでした… しかし… 語り手「…爆弾が、ドゴーンと…」 話すと同時にドサッ… 音がした方を見ると女の子が倒れていました。 俺は急いで外に連れて行きました… 先生方に介抱は任せて会場に戻ると大パニック… 慌て先生方へマイクを渡し、生徒達を落ち着かせました… 泣き出す子達がいました… 一人が倒れた事で?それとも電気の件? 一人の先生が… 先生「あの先程のライトのフラッシュは無しでお願いします。」 俺「えっ?フラッシュですか?」 薄暗い中俺に注目しているのに気が付き… ここで、そんなことしてはまたパニックになると思い… 俺「かしこまりました。ちょっと、スイッチに物が当たったようで…。大変失礼致しました…」 ~続く~
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